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ファイザー 小児用の沈降13価肺炎球菌結合型ワクチンを発売

読了時間:約 49秒
2013年11月08日 PM08:09

プレベナーに6種類の血清型を追加

ファイザー製薬株式会社は10月28日、小児用肺炎球菌結合ワクチン「(R)」の発売を発表した。

(画像はプレスリリースより)

プレベナー13は、生後2ヶ月から6歳未満の子供に対する、肺炎球菌による侵襲性肺炎球菌感染症(敗血症や菌血症(血流感染)、細菌性髄膜炎(脳と脊髄を覆う髄膜の炎症)などを含む)を予防するワクチン。2013年4月1日より定期接種に導入された「プレベナー(R)」に6種類の血清型(1、3、5、6A、7F、19A)が追加されている。

接種スケジュール途中でも切り替え可

プレベナー13の標準的接種スケジュールは、今までのプレベナーと同じ。生後2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月齢に3回の初回免疫接種をした後、生後12ヶ月~15ヶ月齢の間に4回目の接種を行う。すでにプレベナーで接種していても、スケジュール途中でプレベナー13に切り替えることができるという。

プレベナーで接種スケジュールを完了した場合には、プレベナー13に含まれていてプレベナーに含まれていない6つの血清型について、補助的追加接種を任意接種として行うことが認められている。(小林 周)

▼外部リンク

ファイザー製薬株式会社 ニュースリリース
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2013/2013_10

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