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新型コロナ「オミクロン株」、日本で感染者を確認-厚労省

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2021年12月01日 AM11:30

ナミビア滞在の男性、成田空港検疫で確認

厚生労働省は11月30日、海外から空港に到着した乗客で、検疫により確認された新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者1名の検体について、国立感染症研究所でゲノム解析を実施したところ、南アフリカを中心に確認されている新たな変異株「」(B.1.1.529系統の変異株)が確認されたことを発表した。オミクロン株が空港検疫で確認されたのは初めて。現在、当該入国者は医療機関において隔離を実施している。

(変異株)の無症状病原体保有者は、11月28日に成田空港に到着した30代男性。滞在国はナミビアだった。空港等到着時は無症状だったが、宿泊療養施設に移動後、発熱の症状が確認された。

厚生労働省としては、引き続き、各国政府やWHO、専門家等とも連携しつつ、諸外国の感染状況を注視しながら、機動的な感染拡大防止対策に努めていくとしている。

 

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