医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品 > 治療用iPS細胞の生産施設を米国に新設-富士フイルム

治療用iPS細胞の生産施設を米国に新設-富士フイルム

読了時間:約 57秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2018年12月26日 AM11:15

cGMPに対応した生産施設を米国ウィスコンシン州に

富士フイルム株式会社は12月20日、iPS細胞の開発・製造の米国子会社FUJIFILM Cellular Dynamics, Inc.(FCDI社)において、総額約25億円を投資して、(current Good Manufacturing Practice)に対応した治療用iPS細胞の生産施設を新設すると発表した。

今回、FCDI社は、細胞の大量生産に適した大量培養設備と、少量多品種培養設備、細胞の品質を高精度に評価できるシステムなどを導入した生産施設を、米国ウィスコンシン州マディソン市に新設。世界トップレベルのiPS細胞の初期化・分化誘導技術と、富士フイルムが持つ高度なエンジニアリング技術や画像解析技術も施設に投入することで、高品質なiPS細胞の効率的な生産を確立するという。

iPS細胞およびiPS細胞由来分化細胞の開発・製造受託も

今後、FCDI社は、同施設で生産した高品質なiPS細胞を使い、加齢黄斑変性や網膜色素変性、、がんの領域の再生医療製品の開発を加速させる。また、iPS細胞およびiPS細胞由来分化細胞の開発・製造受託も広く展開していく予定。

これにより、富士フイルムは日本国内の株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングと併せ、日・米の計2拠点に治療に用いる再生医療製品の生産拠点を保有することになる。なお、新設する生産施設は、2019年度中に稼働させる計画としている。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品

  • twoXAR社と、神経疾患に対する治療薬創製を目的とした研究提携契約を締結-小野薬品
  • サイラムザ、EGFR遺伝子変異陽性のNSCLCに対する一次治療のP3試験で、PFSを有意に延長-米リリー
  • 特定の転移性肺がんの一次治療としてテセントリクとアバスチンおよび化学療法の併用療法を欧州委員会が承認-ロシュ
  • ヘムライブラ、欧州でインヒビター非保有の重症血友病Aに対する適応追加取得-中外製薬
  • 開発中の新規化合物「BI 655130」、希少難治性の乾癬の症状を迅速に改善−ベーリンガー