医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > テクノロジー > 「新薬創出を加速するAI開発」を目指す省庁連携研究プロジェクトを開始-NIBIOHNら

「新薬創出を加速するAI開発」を目指す省庁連携研究プロジェクトを開始-NIBIOHNら

読了時間:約 1分13秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2018年08月16日 AM11:30

官民研究開発投資拡大プログラムの枠組みに基づき

(NIBIOHN)と理化学研究所、(JST)は8月9日、官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)の枠組みに基づき、「新薬創出を加速する人工知能の開発」を目指した省庁連携研究プロジェクトを開始したと発表した。

PRISMは、総合科学技術・イノベーション会議(Council for Science, Technology and Innovation:CSTI)のもとに2018年度に開始されたプログラム。民間研究開発投資誘発効果の高い領域もしくは財政支出の効率化に資する領域(ターゲット領域)へ各府省施策を誘導し、SIP型マネジメントの各府省への展開などを図る。

同研究プロジェクトは2018年度にターゲット領域のひとつとして設定された「サイバー空間基盤技術領域(領域統括:安西祐一郎)」のもとに推進され、対象施策は、「新薬創出を加速する症例データベースの構築・拡充」(厚生労働省)および「AIP://IoT/サイバーセキュリティ統合プロジェクト」(文部科学省)となっている。

肺がんと発性肺線維症の新規創薬ターゲットを探索

今回の研究プロジェクトは、肺がんおよび特発性肺線維症(IPF)における新規創薬ターゲット(医薬品が作用するタンパク質などの生体内分子)を見出すことが目的。実際の臨床情報と文献などの既存知識のデータベースの構築や、それらを利用して創薬ターゲットを推定する人工知能の研究開発を推進する。

研究は、NIBIOHN、理研、JSTのほか、国立がん研究センター、産業技術総合研究所、、大阪大学、九州工業大学など、計15の産学官の研究機関が連携・協力して進める。プロジェクトにより見出された優れた創薬ターゲットを企業に供与することにより、研究開発投資の拡大と国民の健康医療の質向上を目指すという。(大場真代)

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 テクノロジー

  • AIを用いた製品情報問い合せチャットボットMI chatの運用開始-中外製薬
  • 独自の画像認識技術を応用した一包化監査支援システム「PROOFIT 1D」を発売-富士フイルム
  • 認知機能リハビリテーション専用ゲーム「Jcores」改訂版を開発-東京工科大
  • 世界最小・最軽量の次世代型心肺補助システムの開発に成功-国循
  • がんゲノム検査「OncoGuide NCCオンコパネル システム」の承認取得-シスメックス