医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > HPVワクチンに関する独占的実施権許諾契約を化血研へ承継-武田薬品

HPVワクチンに関する独占的実施権許諾契約を化血研へ承継-武田薬品

読了時間:約 1分
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年03月12日 PM05:00

現・理研の神田忠仁氏が発明したHPVワクチンについて

武田薬品工業株式会社は3月10日、同社と公益財団法人ヒューマンサイエンス振興財団(HS財団)が締結していたヒト・パピローマウイルス・ワクチン(HPVワクチン)にかかる全世界における独占的実施権許諾に関するライセンス契約について、同契約に基づく全ての権利を同社から化学及血清療法研究所()に承継すると発表した。

契約の対象となったHPVワクチンは、国立感染症研究所で長年HPVワクチンの研究に従事し、現在、理化学研究所に所属している神田忠仁氏が発明したもの。2010年10月、武田薬品は、子宮頸がんの予防ワクチンの開発に関する契約をHS財団と締結し、前臨床の研究を実施していた。

今回の権利の承継に伴い、今後は化血研が同ワクチンの製品化に向け研究を実施することになる。

デング熱やノロウイルスなどのワクチン開発に注力

武田薬品は、2012年1月にワクチン事業部門「Vaccine Business Unit」を設立し、本拠を米国イリノイ州ディアフィールドに設置。現在、同ユニットは、デング熱やノロウイルスなどワクチンが存在しない領域における、世界で最も重要な課題に対するワクチンの開発に注力しているという。

同社のVaccine Business UnitプレジデントのRajeev Venkayya氏は、「化血研が本ワクチンの研究を実施することを歓迎します」とし、同権利の承継およびアンメットメディカルニーズを満たす他のワクチン候補を通じ、今後も日本と世界の公衆衛生に貢献していきたいと述べている。

▼外部リンク
武田薬品工業株式会社 ニュースリリース

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • テゼペルマブ、重症ぜんそくP3試験で主要評価項目未達-英AZほか
  • 「まぶしくない」近赤外線カラー眼底カメラの実用機を開発-奈良先端大ほか
  • ファリシマブ、糖尿病黄斑浮腫P3試験で主要評価項目達成-ロシュ
  • アシミニブ、CML対象ボスチニブ比較P3試験結果発表-スイス・ノバルティス
  • レンビマ/キイトルーダ併用、進行性子宮内膜がんP3試験でOSとPFS達成-エーザイと米メルク