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【インフル流行レベルマップ第2週】推計患者は前週比増、全国で警報レベル続く-感染研

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2025年01月20日 AM09:30

ウイルスの検出状況、AH1pdm09が94%

国立感染症研究所は1月17日、2025年第2週:1月6日~1月12日(1月15日現在)のインフルエンザ流行レベルマップと、それに対するコメントを、同研究所のウェブサイトに掲載した。


画像はリリースより
(詳細は▼関連リンクからご確認ください)

2025年第2週の定点当たり報告数は35.02(患者報告数17万2,417)となり、前週の定点当たり報告数33.82よりも増加した。都道府県別では徳島県(57.38)、(57.24)、高知県(56.36)、(50.69)、(50.67)、熊本県(49.62)、静岡県(47.73)、長崎県(47.06)、石川県(46.52)、和歌山県(43.71)、山口県(43.39)、愛知県(42.94)、宮城県(41.46)の順となった。全国47都道府県中、31都道府県では前週の報告数よりも増加し、16都道府県では前週の報告数よりも減少した。

定点医療機関からの報告をもとに、この1週間に、定点医療機関以外の医療機関を含む全国の医療機関を受診した患者数を推計すると、約145.1万人(95%信頼区間:137.3~152.8万人)となり、前週の推計値(約110.4万人)よりも増加した。年齢別では、0~4歳が約15.1万人、5~9歳が約14.3万人、10~14歳が約10.5万人、15~19歳が約8.1万人、20代が約14.4万人、30代が約14.6万人、40代が約18.9万人、50代が約20.5万人、60代が約12.6万人、70歳以上が約16.1万人となっている。また、2024年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約849.2万人となった。

全国の保健所管轄区域のうち、警報レベルを超えている保健所管轄区域は446か所で、47都道府県に分布していた。また、注意報レベルを超えている保健所管轄区域は92か所で、29都道府県に分布していた。

基幹定点医療機関から報告された、インフルエンザによる入院報告数は4,684であり、前週(5,304例)から減少した。47都道府県から報告があり、年齢別では1歳未満(137例)、1~4歳(435例)、5~9歳(182例)、10代(90例)、20代(58例)、30代(64例)、40代(127例)、50代(283例)、60代(473例)、70代(947例)、80歳以上(1,888例)だった。

国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2024年第50週~2025年第2週)ではAH1pdm09が263件(94%)、AH3亜型が14件(5%)、B型が2件(1%)の順であった。

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