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膿疱性乾癬治療薬「スペビゴ」発売、急性症状の改善で-ベーリンガー

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2022年11月18日 AM09:10

抗IL-36Rモノクローナル抗体、GPP急性症状に対する初の治療薬

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社は11月16日、抗IL-36Rモノクローナル抗体「(R)点滴静注450mg(一般名:(遺伝子組換え))」について、(GPP:Generalized Pustular Psoriasis)における急性症状の改善の効能・効果として、日本で発売したと発表した。


画像はリリースより
(詳細は▼関連リンクからご確認ください)

GPPは生命を脅かすおそれのある希少な難治性皮膚疾患で、発熱や倦怠感、皮膚の潮紅とともに無菌性の膿疱が全身に多発する。乾癬の中で患者数の多い「尋常性乾癬」とは臨床的に区別され、難治性であることや、治療に急を要することなどから、厚生労働省が定める指定難病に指定されている。重症度は人によって異なるが、治療せずにいると敗血症や多臓器不全などを引き起こすことがあり、場合によっては命にかかわる。そのため、アンメットメディカルニーズが高い疾患として治療薬の開発が望まれていた。

スペビゴはGPPの主要な炎症経路であるIL-36を阻害する初めてのヒト化抗ヒトIL-36レセプターモノクローナル抗体薬。急性期GPP患者を対象とした主要な検証試験において、プラセボと比較して、膿疱の消失や皮膚症状を有意に改善することが示された。

1回900mgを点滴静注、急性症状が持続する際は初回投与1週間後に900mg追加投与可

同剤は、成人は1回900mgを点滴静注する。なお、急性症状が持続する場合には、初回投与の1週間後に900mgを追加投与することができる。

同社は「GPPの急性症状である膿疱や疼痛に伴う心身の疲弊から、仕事や日常生活への悪影響が報告されており、これらの急性症状の早期改善が求められていた。スペビゴの発売により、このような患者に新しい治療選択肢を提供することが可能になった。引き続き、適切に処方・投与されるよう適正使用の推進に努め、患者のQOL向上に貢献していく」と、述べている。

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