医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】出荷停止品同成分規格、約9割で十分な供給-不足品は優先的に増産依頼

【厚労省】出荷停止品同成分規格、約9割で十分な供給-不足品は優先的に増産依頼

読了時間:約 1分54秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2021年12月13日 AM10:30

厚生労働省は10日、出荷停止状態の後発品と代替品を含めた同一成分・同一規格の324成分規格について、供給不正事案発生前後での流通量を比較した調査結果を公表し、全体の86%で事案前の供給量を上回っていたことが明らかになった。供給量が十分なものは年内をメドに出荷調整を解除させる一方、供給量が不足しているものは引き続き出荷調整を依頼するほか、優先的に増産するよう求める方針。

後発品の供給不足問題を踏まえ、厚労省は需給バランスの把握を目的とした調査を実施。10月1日時点で出荷停止している559品目とその代替薬を含めた同一成分・同一規格の324成分規格(約4800品目)について、一部後発品メーカーの不正事案による影響を受ける前の2020年9月と2021年9月の卸から医療機関・薬局に実際に卸された流通量を比べた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論