医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > DOAC服用中の非弁膜症性心房細動患者対象のRWD解析を発表-米BMS

DOAC服用中の非弁膜症性心房細動患者対象のRWD解析を発表-米BMS

読了時間:約 52秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2018年03月22日 PM01:00

各種DOACの過去最大のRWD解析

米ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は3月11日、米国の実臨床下における非弁膜症性心房細動(NVAF)患者を対象とする各種直接経口抗凝固薬(DOAC)の有効性、安全性、およびネットクリニカルアウトカムの比較をした、(RWD)解析の結果を発表した。

これは「(R)」(一般名:)、リバーロキサバン、ダビガトランを含む各種DOACのアウトカムを報告する過去最大のRWD解析。研究結果は、第67回米国心臓病学会(ACC)年次学術会議で発表された。

同試験は、既定の評価項目を使用し、NVAF患者を対象とした後ろ向き観察コホート解析。傾向スコアマッチング法(PSM)を用いて解析された。同解析は、患者30万人以上の匿名化された患者記録を含む進行中のRWD解析イニシアチブであるARISTOPHANES(脳卒中の発症抑制のための抗凝固薬:健康アウトカムおよび患者体験に関する観察プール解析)試験のNVAF患者(16万2,707例)を対象に含めている。

、MBで有意に低い発現率と関連

解析において、アピキサバンの使用は、リバーロキサバンと比較して、脳卒中/全身性塞栓症(S/SE)(ハザード比:0.83、95%信頼区間:0.73-0.94、p=0.004)および大出血(MB)(ハザード比:0.54、95%信頼区間:0.50-0.58、p=<0.001)の有意に低い発現率と関連していた。また、ダビガトランとの比較でも、S/SE(ハザード比:0.69、95%信頼区間:0.56-0.84、p=<0.001)およびMB(ハザード比:0.77、95%信頼区間:0.68-0.88、p=<0.001)の有意に低い発現率と関連していたという。

既定の評価項目を用いた本観察後ろ向き解析には、1対1の傾向スコアマッチングを行った次の3つのDOACコホートが含まれていた(アピキサバンvsリバーロキサバン群(12万5,238例)、アピキサバンvsダビガトラン群(5万4,192例)、ダビガトランvsリバーロキサバン群(5万5,076例))。また本解析では、ダビガトランvsリバーロキサバンコホートにおいて、ダビガトランがMBの有意に低い発現率(ハザード比:0.67, 95%信頼区間:0.60-0.74、p=<0.001)、 S/SEの有意でない高い発現率(ハザード比:1.18、95%信頼区間:0.98-1.43、p=0.080)と関連していたことも明らかになったとしている。(遠藤るりこ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • 婦人科疾患の診断や不妊治療に有用な免疫検査パネルを発売-シスメックスほか
  • 新型コロナの次世代 mRNA ワクチン「コスタイベ筋注用」、国内第Ⅲ相試験で既存オミクロン株対応2価ワクチンに対する優越性検証を達成-Meiji Seika ファルマ
  • SGLT2阻害薬、糖尿病関連腎臓病の進行を抑える新たな仕組みを発見-岡山大ほか
  • 縁取り空胞を伴う遠位型ミオパチー薬「アセノベル」承認-ノーベルファーマほか
  • 遺伝子治療レンメルディ、小児の異染性白質ジストロフィーでFDA承認-協和キリン