医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医療 > 国立がん研究センター メルクセローノ社とパートナーシップ契約を締結

国立がん研究センター メルクセローノ社とパートナーシップ契約を締結

読了時間:約 54秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年10月03日 PM08:37

抗悪性腫瘍薬創出を目指す

独立行政法人国立がん研究センターは9月24日、メルクセローノ株式会社と抗悪性腫瘍薬創出のための研究開発を協働推進するパートナーシップ契約を8月1日付けで締結したことを発表した。

(この画像はイメージです)

この契約は、特にアジアで高頻度となっている胃がん・食道がん・胆道がん・肝細胞がんなどの腫瘍疾患に対する抗悪性腫瘍薬を創出し、人々の生活の質向上に貢献しようというもの。

国立がん研究センターの高度ながん研究技術と臨床経験、メルクセローノ社の高い研究開発能力を融合し、基礎研究・早期開発・アジア共同開発・後期開発といったシーズ創出から実用化に至る研究開発のさまざまな場面で緊密な提携を行うという。

より緊密に提携

ニュースリリースでは、国立がん研究センターとメルクセローノ社がこれまでも臨床試験などで協力してきたことを述べ、

今後は本契約のもと、がん患者さんに一日も早く有望な抗悪性腫瘍薬を提供するという共通の使命を果たすべく、より緊密に研究開発を進めていく所存です。(独立行政法人国立がん研究センター ニュースリリースより引用)

としている。(小林 周)

▼外部リンク

独立行政法人国立がん研究センター ニュースリリース
http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_201309

メルクセローノ株式会社 ホームページ
http://www.merckserono.co.jp/ja/index.html

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医療

  • OTULIN関連自己炎症症候群の常染色体顕性遺伝形式発症を確認、世界初-横浜市大ほか
  • 膵がん、線維化形成に関与するタンパク質ROCK2を同定-岡山大ほか
  • EYS関連網膜色素変性に視細胞変性への光暴露が関与、ヒトiPS細胞で解明-理研ほか
  • NGLY1欠損症、オキシトシン治療でモデルマウスのけいれん様症状抑制-理研ほか
  • 汗孔角化症、FDFT1遺伝子のエピゲノム異常が発症に関わることを発見-神戸大ほか