医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 中央社会保険医療協議会費用対効果評価専門部会、費用対効果のあり方議論―中間整理には具体例提示を

中央社会保険医療協議会費用対効果評価専門部会、費用対効果のあり方議論―中間整理には具体例提示を

読了時間:約 1分26秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年09月06日 AM09:54

厚生労働省は4日、中央社会保険医療協議会費用対効果評価専門部会に、これまでの議論の中間的な整理を提示した。中間整理では、「今後の検討」「引き続き検討」などの記述が目立ったため、委員から「中立的に書かれているが積極性がない」との意見が出た。また、複数の委員からは、質調整生存年(QALY)などの評価指標を日本に導入した場合の具体例を示すよう求める意見が相次いだ。

中間整理では、費用対効果評価の具体的な手法について、QALYを用いた増分費用効果比(cost/QALY)を単一の指標とした機械的な運用で保険収載の可否を判断しないことを前提とし、医療制度や医療現場の実情を踏まえつつ、QALYや生存年(LY)、臨床検査値、治癒率、重症度、発生率などを効果指標とする際の運用方法などを今後検討するとした。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論