医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 行政・経営 > 埼玉県行田市 県内初!禁煙治療に「助成金制度」を設立

埼玉県行田市 県内初!禁煙治療に「助成金制度」を設立

読了時間:約 43秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2012年09月01日 PM02:00
県内初の取り組み

埼玉県行田市では市民が医療機関で行う禁煙外来治療に対して、助成金を出す制度を設立することを明らかにした。

これは埼玉県では初めての取り組みとなり、現在助成金によって市の収入が減ったとしても、将来それが、医療費の減額につながるとして、積極的に禁煙に向けて努力する人をサポートすることになったという。

助成金の内訳

たばこが体に良くないことは周知の事実である。

なぜなら、たばこは癌などの病気の発生に多大な影響を与えるからであり、さらには喫煙者の寿命を縮め、周りの人にも悪影響を与える。

禁煙治療している人はその影響を少しでも抑え、健康な生活を送ろうと努力しているので、行田市は上限1万円の助成金の支給を決定した。

対象となるのは、医療機関で行うニコチンパッチや飲み薬などの経口禁煙補助薬の外来治療を受けている人である。

禁煙外来の費用は約2万円であり、行田市が助成する金額はその半分となる。

現在、行田市は50人にこの助成金を支給する予定で、来月3日に行われる定例市議会に予算案を提出することとなっている。

▼外部リンク

埼玉県行田市ホームページ
http://www.city.gyoda.lg.jp/

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論