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【JCQHC】医療安全情報No.66を公開-インスリン-

読了時間:約 46秒
2012年05月22日 PM02:00
No.01の情報提供後も類似事例が報告

公益財団法人日本医療機能評価機構は、2012年5月15日付で、医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.66「インスリン含量の誤認(第2報)」を、公開しました。

医療安全情報No.66は、医療安全情報No.1(2006年12月)で情報提供をしたインスリン含量の誤認について、類似の事例が8件報告されていることから、再度情報提供する形となっています。

経験年数が1年未満の医師や看護師による誤認

医療安全情報No.66によると、インスリンの単位誤認による、過量投与のため、低血糖となってしまう事例が再び報告されており、8件の報告のうち、3件は経験年数1年未満の医師や看護師によるものだそうです。

なお、誤認事例が発生した医療機関では、

インスリンの濃度は100単位/mLで、1バイアル1000単位(10mL)

であることを周知徹底し、誤認を防いでいるそうです。

▼外部リンク

公益財団法人日本医療機能評価機構
http://jcqhc.or.jp/

医療安全情報No.66「インスリン含量の誤認(第2報)」
http://www.med-safe.jp/pdf/med-safe_66.pdf

 

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