医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【出題基準改定部会】必要な知識問う出題に-国試出題基準まとまる

【出題基準改定部会】必要な知識問う出題に-国試出題基準まとまる

読了時間:約 1分56秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年11月04日 AM10:00

医道審議会薬剤師分科会の薬剤師国家試験出題基準改定部会は10月31日、薬剤師国試出題基準の見直し案を大筋で了承した。8月の同部会で、「物理・化学・生物」について、「薬剤師として基本的な資質があるかどうかを確認するのにふさわしい問題となっていない」などの意見が出たことを踏まえ、国試で確認すべき知識のレベルを具体的に例示。また、臨床との関連を意識する必要がある「物理・化学・生物」「衛生」において、出題に際しての留意事項を記載することとした。新たな出題基準は、20年度の第106回薬剤師国試から適用される。

■「過度に難解」避けるべき

新基準では、「薬剤師として備えなければならない基本的な知識や技能、態度を評価する」「薬剤師として必要不可欠な基本的な資質を確認する」「薬剤師が直面する一般的な課題を解釈・解決するための資質を確認する」といった表現を多用。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論