医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 自民党・厚生労働部会、薬事法改正案など部会通過―法律名称に“医療機器”明記

自民党・厚生労働部会、薬事法改正案など部会通過―法律名称に“医療機器”明記

読了時間:約 1分49秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年05月17日 AM09:51

自民党の厚生労働部会は15日、医療委員会・薬事に関する小委員会との合同会議で、薬事法改正案と再生医療新法案を了承した。医薬品・医療機器の安全対策を強化するため、製造販売業者に対し最新の知見に基づいて作成した添付文書を厚生労働大臣に届け出ることを義務づけるほか、再生医療製品を早期に承認できる仕組みの導入や、新たに医療機器の「章」を設け、審査手続きを簡素化することなどが柱。法改正に伴い、薬事法の名称を「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に改める。今後、政策審議会、総務会を経て24日の閣議決定を目指す。

薬事法改正案では、薬事法の目的に、保健衛生上の危害の発生・拡大防止のために必要な規制を行うことを明示するほか、医薬品・医療機器の品質、有効性、安全性の確保にかかる責務を国や都道府県、製造販売業者、医療関係者に課すことなどを盛り込んでいる。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】チェックリストを改訂-薬局のサイバー攻撃対策
  • 【中医協総会】イミフィンジ約11%下げ-用法用量変化再算定で
  • 【千葉科学大公立化検討会】薬学部に厳しい声相次ぐ-公立化でも学部再編必要
  • 【厚労省】受託者からの再委託は不可-調剤責任は委託薬局に
  • 機能性表示食品をめぐる検討会、サプリにGMP義務化へ‐品質管理「推奨」から強化