医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省検討会】多剤服用事業で中間報告-職種間の情報共有課題に

【厚労省検討会】多剤服用事業で中間報告-職種間の情報共有課題に

読了時間:約 1分46秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2022年12月02日 AM11:05


■2023年度に手順書を改訂

厚生労働省の高齢者医薬品適正使用検討会が11月30日に開かれ、診療所や薬局、介護施設などが連携した高齢者のポリファーマシー()対策のモデル事業に選定された広島市薬剤師会など4地域が中間報告した。薬局薬剤師にポリファーマシー対策への意識が高まるなどの成果が見られた一方、処方見直しや減薬を行う上で多職種間の情報共有が課題として指摘された。厚労省は中間報告を踏まえ、来年度にも高齢者医薬品適正使用の指針や業務手順書の改訂案を作成する方針である。

ポリファーマシー対策をめぐっては、国が2019年に「高齢者の医薬品適正使用の指針」を策定。現場での運用が進むよう指針の内容から実践へと促すため、取り組みを分かりやすく記載した業務手順書を作成した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 「ヒアレインS」第2類に-安全対策調査会で了承
  • 薬局でのRMP活用促進へ-製薬協が日薬と意見交換
  • 【厚労省】来年から新薬承認年7回-部会開催後3週内メドに
  • 【薬卸連調査】中間年改定で業務負担増-医薬品卸に与える影響大
  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定