■3年連続の8割台維持
MR認定センターは1月30日、第31回MR認定試験結果を発表した。合格率は81.1%と前回を下回ったものの、3年連続の80%台と比較的高い合格率で推移した。

全受験者数は1137人(前回より62人増)、合格者922人(21人増)、合格率81.1%(2.7ポイント減)となった。内訳は、新規受験者は1017人(92人増)、合格者859人(45人増)、合格率84.5%(3.5ポイント減)。再受験者は120人(30人減)、合格者63人(24人減)、合格率52.5%(5.5ポイント減)だった。
各科目合格点は「医薬品情報」47点(80点満点)、「疾病と治療」56点(110点)、「MR総論」46点(80点)だった。
例年に比べて合格点が低かったことについて、同センターは、「MRテキスト改訂後の初の試験だったことが影響したと考えられるが、はっきりしたことは分からない」と話している。
同センターは1月29日に合否を確定した。合格者には「MR認定試験合格証」を発行する。合格者で6カ月のMR経験を修了認定された者には、申請により「MR認定証」を発行する。
次回の第32回認定試験は12月14日に、東京と大阪の2会場で行う予定にしている。