医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 全国厚生労働関係部局長会議、神田医薬食品局長、薬歴未記載「誠に遺憾」―薬剤師配置へ監視指導強化を

全国厚生労働関係部局長会議、神田医薬食品局長、薬歴未記載「誠に遺憾」―薬剤師配置へ監視指導強化を

読了時間:約 1分48秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年02月27日 AM09:45

厚生労働省の神田裕二医薬食品局長は24日、全国厚生労働関係部局長会議で、大手ドラッグストアで相次いだ薬歴未記載問題に言及。「薬局薬剤師の信頼を失墜するものであり、誠に遺憾」と述べた。薬局の薬剤師配置は、毎年3月末までに都道府県、保健所設置市に届け出る総処方箋枚数がもとになるとし、神田氏は「その機会に処方箋枚数に応じた薬剤師数が配置されているか必ずチェックし、監視指導の強化をお願いしたい」と都道府県担当者に要請した。

今月になり、大手ドラッグストアのツルハホールディングス子会社「くすりの福太郎」、イオングループの「CFSコーポレーション」で膨大な件数の薬歴未記載事例が発覚。十分に薬剤師を配置せず、薬歴管理が不十分なまま調剤報酬を請求していた不適切事案も明らかになった。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】来年から新薬承認年7回-部会開催後3週内メドに
  • 【薬卸連調査】中間年改定で業務負担増-医薬品卸に与える影響大
  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で