医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 第一三共、ランバクシー経営権を譲渡―印GE薬大手サン社に

第一三共、ランバクシー経営権を譲渡―印GE薬大手サン社に

読了時間:約 1分48秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年04月09日 AM09:39

第一三共は、印GE薬子会社「ランバクシー・ラボラトリーズ」に関して、GE薬世界第5位の印サン・ファーマシューティカル・インダストリーズと吸収合併し、実質的な支配権を手放すと発表した。サンは株式交換により、ランバクシーの全株式を取得し完全子会社化する一方、第一三共は新会社の全株式の約9%を取得し主要株主になる。米FDAから禁輸措置を受けているランバクシーの4工場については、今年末をメドとする合併完了後、サンの主導で問題解決を図る考え。中山讓治社長は7日、記者会見で、「新薬とGE薬のハイブリッドビジネスを進展させるため、ランバクシーの事業基盤と相互補完性が強いサンとの提携を選んだ」と説明した。

中山社長

サンは、1983年の設立で、印ムンバイを本拠とするGE薬メーカー。慢性疾患領域に強く、2013年3月期売上高は1932億円、営業利益845億円と印第2位。ランバクシーとの合併で売上規模は約43億ドルに達する見通しだ。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論