医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 厚生労働省、生活習慣病領域スイッチOTC、事実上の凍結―新たな検討会の結論待ちに

厚生労働省、生活習慣病領域スイッチOTC、事実上の凍結―新たな検討会の結論待ちに

読了時間:約 1分58秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2012年12月21日 AM09:45

EPA製剤をめぐる問題を受けて厚生労働省は、新たな検討会を設置し、生活習慣病領域の医療用医薬品を一般用に転用する際の考え方を整理した上でスイッチOTC化を承認する方針を固めた。また、薬事・食品衛生審議会一般用医薬品部会で薬系委員が3分の2を占める委員構成の見直しも検討する。発端となった高脂血症治療薬「エパデール」のスイッチOTC化は、投与対象の妥当性を確認するセルフチェックシートについて、部会に提示していた当初の内容に修正を加えることを条件に正式承認する。

右から2人目が中川氏

■一般薬部会構成員見直しも

いずれも、19日の薬事・食品衛生審議会薬事分科会で日本医師会の中川俊男副会長が提案し、厚労省が受け入れた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】来年から新薬承認年7回-部会開催後3週内メドに
  • 【薬卸連調査】中間年改定で業務負担増-医薬品卸に与える影響大
  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で