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ゆびガードで医療事故、注意呼びかけ

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2012年06月04日 PM06:00
死亡事故発生

オーラルケアが発売する、ゆびガードは、患者が噛むことで一定の開口を維持し、さらに介護者の指を守る医療器具で、看護や介護の現場で使用されてきた。

しかし、大阪の老人ホームで男性がゆびガードの先端部分がちぎれて口の中に入り、いったん病院に搬送されたが、器具を発見できず、男性の容体にも変化はなかったため、いったん老人ホームに戻ったところ、深夜になって男性の容体が急変して、死亡するという事故が起きた。死因は喉に先端部分がつまったことによる窒息死であった。

販売停止

本事故をうけて、販売を停止するとともに、注意喚起を同社では行っている。事前にひび割れなどの外観上の異変がないことを確認し、使用中に破断し患者体内に製品の一部が残留したときは、体内からの摘出処置をとること、摘出できなかった場合、医療機関で処置を受けることを呼びかけている。なお、レントゲンの機種によっては、まったく写らない、または見分けが極めて難しい場合がある。

▼外部リンク

オーラルケア 「当社製品「ゆびガード」に関するご注意の呼びかけ」
http://www.oralcare.ne.jp/20120419.pdf

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