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臨床研究推進ネットワークジャパン、臨床研究支援業務に着手―資金とデータ管理を透明化

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2014年10月29日 AM09:45

NPO法人「大阪専門医治験医療ネット」は6日付で名称を「」に変更。定款を改め、医療用医薬品の市販後の臨床研究を支援する業務を新たに開始した。臨床研究の事務局機能や資金管理、データセンター業務などを担当。製薬会社と医療現場の間に第三者的に介在することによって、臨床研究の資金の流れとデータ管理を透明化する。ディオバン事件などを踏まえ、社会の評価に耐え得る臨床研究の枠組みを構築した。

理事長に就任した川上氏

理事長には今年6月30日付で、川上浩司氏(京都大学大学院医学研究科薬剤疫学教授)が就任。発足後7年間、理事長を務めた正岡徹氏(大阪府立成人病センター顧問)の責務を引き継いだ。副理事長には森下竜一氏(大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学教授)が就いたほか、新たな理事を選考。大阪だけでなく全国で幅広い領域の臨床研究を実施できるように、北海道、千葉、名古屋、岡山、大分の各大学の教授を理事に招いた。

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