医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 国立大学附属病院長会議、国立大病院が透明性指針―診療科単位の総額開示へ

国立大学附属病院長会議、国立大病院が透明性指針―診療科単位の総額開示へ

読了時間:約 1分52秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年06月18日 AM09:54


■9月に今年度分を暫定公表

国立大学附属病院長会議は16日、製薬企業や団体等から受け取った資金状況を開示するための「企業等からの資金提供状況の公表に関するガイドライン」を策定したと発表した。国立大学病院の全職員と資金を提供した全ての製薬企業等や団体、個人を対象に、9月から2014年度分の公表可能なデータを暫定的に公表する。臨床研究不正が相次ぐ中、製薬企業等との関係について高い倫理性と透明性を確保することで、国立大学病院における臨床研究の推進等に向け社会的な理解と協力を得たい考え。

同会議は、降圧剤「ディオバン」の臨床研究データ改ざん事件等を受け、昨年9月に「臨床研究の信頼性確保と利益相反の管理に関する緊急対策」を各大学に通知した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 機能性表示食品をめぐる検討会、サプリにGMP義務化へ‐品質管理「推奨」から強化
  • 【日薬が報告書】約8割が薬局で服用希望-緊急避妊薬販売に満足感
  • 【厚労省】ポサコナゾールを禁忌-イグザレルトの添文改訂
  • 【機能性食品検討会】健康被害報告法制化で一致-薬剤師も情報提供者に
  • 「ヒアレインS」第2類に-安全対策調査会で了承