医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 患者ケア支援ツール開発-日本でも臨床研究開始へ

患者ケア支援ツール開発-日本でも臨床研究開始へ

読了時間:約 2分48秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2018年02月21日 AM10:15


■薬局薬剤師の介入効果を検証‐カナダのツユキ教授、岡田氏ら

カナダにあるアルバータ大学のロス・ツユキ教授、岡田浩氏(・京都医療センター)らの研究グループは、薬局薬剤師の患者ケアを支援するツールの効果を検証する臨床研究を日本で開始する。このツールは、来局した糖尿病患者の処方薬、検査値、治療歴などのデータを専用のウェブサイトで入力すると、エビデンスに基づいてその患者の心血管疾患発症リスクを表示。血圧などをどれだけ下げればそのリスクがどの程度低くなるのかを自動的に計算して表示するもの。薬局薬剤師はこのツールを活用し患者の生活習慣の改善などを支援する。臨床研究は今年夏頃から開始する予定で、薬局薬剤師の幅広い参加を求めている。

心血管疾患発症リスクやその要因が分かりやすくグラフで表示される。画面左にあるスライドバーを操作するとリスクは変動する

ツールの名称は「RxINGプラクティスツール」。糖尿病患者が来局すると薬局薬剤師は初回面談時に様々な事項を聞き取り、専用のウェブサイトに入力する。治療歴や家族歴、体重や血圧値、HbA1c値、コレステロール値、喫煙の有無、現在の処方、アドヒアランスや副作用の状況などを入力すると、エビデンスをもとにその患者の心血管疾患発症リスクが表示される。

左からツユキ氏、岡田氏
  • 左からツユキ氏、岡田氏
全ての写真をご覧になるにはQLMIDにログインする必要があります。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【製薬協/NCBN】新薬創出へ産学官共同研究-疾患別情報統合DBを構築
  • 【厚労省】1年以上の勤務など要件-常勤薬剤師は半数以上
  • 厚生労働省・大麻等の薬物対策のあり方検討会、大麻規制のあり方を議論-厚労省検討会が初会合
  • 東京都薬事審議会、6月から認定申請を受付-薬局認定のプロセス案了承
  • 【厚労省】米ファイザーと正式契約-ワクチン供給、2400万回分増