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米マサチューセッツ州ウォルサム

（ビジネスワイヤ） — 医療分野の専門家と学生に情報を提供する世界的大手企業のウォルターズ・クルワー・ヘルスは本日、バリ・ロイヤル病院が根拠に基づく臨床意思決定支援システムとしてアップトゥーデート（UpToDate^®）を選択したと発表しました。インドネシアでアップトゥーデートが導入されるのは、これが初めてです。

バリ・ロイヤル病院は、地域の患者とバリ市やインドネシア東部を訪れる観光客に総合医療サービスを提供することを目的として2010年に開業しました。バリ・ロイヤル病院は、体外受精、内視鏡検査、神経科学、美容整形を行う優れた4つのセンター、在宅ケア、一般診療の場で医師が最新の最優良事例をより多く導入できるよう、アップトゥーデートを選択しました。

バリ・ロイヤル病院のアイダ・アユ・オカ・プルナマ・ワティ副院長は、次のように述べています。「私たちは、医学的発見と技術進歩の急速なペースに遅れずに付いていくという課題を認識しています。当病院の臨床医がケアの現場で最新の事実を確実に利用できるようにしたいと考えました。アップトゥーデートを導入して以来、当病院の臨床医は臨床上の最優良事例に関する知識を深め、可能な限り最高のケアを患者に提供しているという自信が高まりました。」

アップトゥーデートの臨床ガイダンスは、既にバリ・ロイヤルでのケアの意思決定に影響を与えています。最近の一例は、欧州からの観光客が脳性塩類喪失症候群（CSWS）と診断された例です。まれな内分泌症状を示す疾患として、血中ナトリウム濃度の低下と重度の脱水症状が特徴です。CSWSの治療は複雑で、手厚い臨床管理が必要です。

バリ・ロイヤル病院国際サービス担当ヘッドのアグス・スアルディカ医師は、次のように述べています。「アップトゥーデートの臨床上の推奨に従った結果、フルドロコルチゾンによる治療が成功して帰国していただくことができました。当病院の臨床医はアップトゥーデートに信頼を寄せているため、安心してCSWSの新たな治療計画を採用することができ、最終的に望ましい転帰が実現しました。」

ウォルターズ・クルワー・ヘルス臨床ソリューション部門のバイスプレジデント／ゼネラルマネジャーでアップトゥーデート編集長のデニス・バソー医師は、次のように述べています。「東南アジアにおける当社の最新のクライアントとしてバリ・ロイヤル病院に協力できることをうれしく思っています。ケア提供を向上させる情報源としてのアップトゥーデートの有効性は調査研究によって継続的に確認されており、世界中の臨床医が当社のコンテンツを信頼してケアの現場で最良のアドバイスを提供しています。」

アップトゥーデートについて

アップトゥーデート（UpToDate^®）は、根拠に基づいて医師が執筆した臨床ナレッジシステムであり、医師がポイント・オブ・ケアで正しい判断を下す際に頼りにされています。アップトゥーデートが擁する医師である世界的に著名な5100人以上の執筆者、編集者、レビューアーが厳格な編集プロセスを用いて、最新の医療情報を取りまとめ、信頼できる根拠に基づいた推奨情報として提供しています。158カ国の70万人を超える臨床医と米国の学術医療センターの約90%が、アップトゥーデートを頼りとしています。アップトゥーデートが普及していることや、入院期間、有害合併症、死亡率の削減など、患者ケアと病院の成果の向上にアップトゥーデートが関係していることが、30件以上の調査研究によって確認されています。

アップトゥーデートは、医療業界向けの情報、ビジネスインテリジェンス、ポイントオブケア・ソリューションの世界的大手プロバイダーであるウォルターズ・クルワー・ヘルスの一部門です。ウォルターズ・クルワー・ヘルスは、市場をリードする世界的な情報サービス企業ウォルターズ・クルワーの一部門です。ウォルターズ・クルワーは2011年に34億ユーロ（47億ドル）の売上高を上げています。

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