医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【都薬調査】9割が「後発品納品滞る」-調達状況は未だ改善せず

【都薬調査】9割が「後発品納品滞る」-調達状況は未だ改善せず

読了時間:約 2分
このエントリーをはてなブックマークに追加
2022年11月09日 AM11:10

都内の薬局で8月時点での後発品納入状況を聞いたところ、「欠品で発注できない」「納品が滞り、調剤業務に影響が出る場合がある」との回答が約9割に上ったことが、東京都薬剤師会が実施したアンケート調査で分かった。昨年実施した調査結果から薬局の後発品調達状況に改善の兆しは見られておらず、厳しい状況が続いていることがうかがえる結果となった。向精神薬や漢方薬が納入できていないほか、後発品の供給不安が長く続いていることで患者の不安感も強まっている現状も浮き彫りになった。

都薬が後発品の流通・多応状況に関するアンケート調査を実施するのは昨年6月、昨年8月に続き3回目。会員薬局の管理薬剤師と薬局開設者にウェブで質問し、633の有効回答を得た。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論
  • 【消費者庁】健康被害報告基準明確化を-機能性食品検討で初会合
  • 【厚労省】心筋炎既往歴「慎重に」-コロナワクチンで周知