医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】ワクチン接種で死亡例-初の報告、因果関係不明

【厚労省】ワクチン接種で死亡例-初の報告、因果関係不明

読了時間:約 47秒
2021年03月05日 AM10:30

厚生労働省は2日、ファイザーの新型コロナウイルスワクチン「」を接種した医療従事者1人の死亡事例を公表した。新型コロナウイルスワクチンの接種者で死亡事例が報告されるのは初めて。

厚労省は、現段階ではワクチンとの因果関係は不明としているが、専門家によると、死因として疑われるくも膜下出血とワクチン接種を関連付ける事例はこれまで報告されていないという。今後、専門家による評価や審議会での検討を速やかに行い、ワクチン接種の安全性を評価する予定。

死亡事例が公表されたのは60歳代の女性で、2月26日に接種し、1日にくも膜下出血と推定される症状を発症し、同日に死亡した。2日に医療機関から厚生労働省に報告された。女性に基礎疾患・アレルギー歴はないという。

報告者からは、現時点でワクチン接種との因果関係は評価不能と報告されている。

 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【中医協総会】薬局数は過剰、都市部集中-薬剤師の病院シフト必要
  • 【老年医学会】高齢者薬物療法指針を改訂-GLP-1作動薬は慎重投与
  • 【日病薬】薬剤向上加算成果を検証-評価表でエビデンス作り
  • 【厚労科研】他社比較情報をMR提供へ-過半数企業が規定改定動く
  • 【中医協総会】16品目が薬価基準削除へ-学会の確認なしでは初
  • あなたは医療関係者ですか?

    いいえはい