医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【中医協総会】費用対評価、範囲拡大に慎重論-「時期尚早」と反対意見多く

【中医協総会】費用対評価、範囲拡大に慎重論-「時期尚早」と反対意見多く

読了時間:約 1分54秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年10月30日 AM10:40

中央社会保険医療協議会は28日にオンラインで開催した総会で、2019年4月から運用を開始している医薬品の費用対効果評価制度について議論した。9月の医療保険部会で議論された費用対効果評価の実施範囲と規模の拡大については、運用が開始されて約1年半にとどまるため、各委員からは「影響の検証や課題の抽出ができておらず、今は実施すべきではない」との意見が多く上がった。

費用対効果評価制度は、市場規模が大きい品目や、著しく単価が高い品目を評価の対象とし、企業分析や公的分析による総合的評価を経た費用対効果の評価結果をもとに価格調整を実施するとされている。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】来年から新薬承認年7回-部会開催後3週内メドに
  • 【薬卸連調査】中間年改定で業務負担増-医薬品卸に与える影響大
  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で