医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚科審基本方針部会】「シルガード9」定期化検討-ワクチン評価へ議論開始

【厚科審基本方針部会】「シルガード9」定期化検討-ワクチン評価へ議論開始

読了時間:約 1分18秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年08月21日 AM11:45

・ワクチン分科会予防接種基本方針部会は18日、持ち回り審議で、MSDが承認を取得した組み換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン「シルガード9水性懸濁筋注シリンジ」について、定期接種化に向けた検討を進めていくことを了承した。定期接種化を議論するための第1段階として、ワクチンの有効性や安全性、費用対効果などに関する基本事項となるファクトシートの作成を国立感染症研究所に依頼し、作成後にワクチンの評価を行う。

シルガードは、従来の4価HPVワクチン「ガーダシル」が対応している6、11、16、18の四つのHPV型に加え、新たに31、33、45、52、58の五つのHPV型を含めた9価HPVワクチン。7月21日に承認された。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【行政評価・監視委】20歳以上にも規制強化を-濫用の恐れのある医薬品
  • 【医薬品情報学会】口腔OTCの根拠公表-鎮痛薬服用前後で効果
  • 【茨城県/順天堂大】「茨城県地域枠」で協定締結-在学中に月10万円貸与
  • 【薬事検討会】中等度変更事項を試行導入-報告書案が大筋で了承
  • 【厚労省】29年度末65%以上を新目標-後発品の金額シェア設定