医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【第105回薬剤師国試】合格率69.58%と前回並み-「妥当な難易度」

【第105回薬剤師国試】合格率69.58%と前回並み-「妥当な難易度」

読了時間:約 2分15秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年03月27日 AM11:14

厚生労働省は24日、第105回薬剤師国家試験の結果を発表した。受験者数1万4311人のうち、合格者は9958人で前回より236人下回った。合格率は1.33ポイント減の69.58%で前回と同様の水準だった。全問題の得点が前回の450点から426点に下がっており、難易度が上がったと考えられるが、厚労省は「妥当な難易度」と説明。前回の国試から導入された「禁忌肢」は、今回も誤って2問まで選択しても不合格にならない措置が取られたが、「特に合格率には影響していない」としている(表参照)。
6年制新卒者の合格者は7795人で合格率は84.78%、6年制既卒者は2050人で42.67%だった。新卒者は、前回の85.50%から0.72ポイント、既卒者は前回の43.07%から0.4ポイントの減となった。

合格率を男女別に見ると、男性が67.33%、女性が71.06%だった。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論