医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【特許庁】大日本住友が免疫増強で9位-癌免疫療法の特許出願件数

【特許庁】大日本住友が免疫増強で9位-癌免疫療法の特許出願件数

読了時間:約 2分31秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2019年06月12日 PM01:15


、論文数2位で米を追撃

特許庁は、2018年度の特許出願技術動向調査報告書をまとめた。免疫抑制阻害や腫瘍溶解性ウイルス療法、癌ワクチン療法など、大きな注目を集めている癌免疫療法に関する特許出願件数は、米国人による出願が48.7%と約半数のシェアを占め、日本人の出願は約7%と欧米に大きく水を空けられていた。日米欧中韓への出願人別の特許ファミリー件数ランキングでは、バイオベンチャーのオンコセラピーサイエンスが全体で20位に入り、癌ワクチン療法でも3位となった。免疫増強では、国内製薬企業からTLR7アゴニストの開発を進める大日本住友製薬が9位にランクインした。

02年から16年までの癌免疫療法に関する特許の国際出願件数は5276件だった。出願人の国籍を見ると、米国が2572件(48.7%)と最も多く、次いで欧州1616件(30.6%)、日本は379件と7.2%のシェアだった。中国からも196件(3.7%)が出願されていた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】インフル診断薬点検指示-ワクチン接種後に陽性
  • 【厚労省】投与前に妊娠可能性確認-ゾコーバとラゲブリオ
  • 【国民民主党】中間年改定廃止へ申入書-「供給不安下ではマイナス」
  • 【厚労省】後発品71品目を薬価収載-初後発に「エクア」など
  • 【厚労省】メフィーゴ有床施設で投与-適正使用体制の整備まで