医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 厚生労働省医薬食品局、薬局ビジョンの実現へ新事業―医薬局概算要求、前年度比2割増の約107億円を計上

厚生労働省医薬食品局、薬局ビジョンの実現へ新事業―医薬局概算要求、前年度比2割増の約107億円を計上

読了時間:約 2分8秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年08月28日 AM10:30


■後発品の品質情報で冊子発行

厚生労働省医薬食品局の2016年度予算概算要求は、前年度比20.1%増の106億8900万円を計上した。年内に策定する「」の実現に向け、健康サポート機能の充実や24時間対応、在宅対応するための薬局の地域連携体制作りに向けた取り組みなど、かかりつけ機能の強化のためのモデル事業を実施する。後発品の品質に関する信頼性を高めるため、有効成分ごとに品質情報を体系的にまとめた冊子「ブルーブック」(仮称)を新たに発行することなどを盛り込んだ。

医薬食品局の概算要求は、推進枠を生かして大幅な増額を求めた。薬剤師関連では、患者のための薬局ビジョンの推進に新規で2億2500万円を要求。「」(仮称)の基準を作成し、来年度から公表することを踏まえ、モデル事業によって基準を上回るような健康サポート機能を発揮する先進的な取り組みを支援する。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論