医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 日本病院薬剤師会近畿学術大会、多職種間の情報共有推進―近大病院、「TeamSTEPPS」を導入

日本病院薬剤師会近畿学術大会、多職種間の情報共有推進―近大病院、「TeamSTEPPS」を導入

読了時間:約 1分49秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年02月01日 PM01:11

医師や薬剤師など多職種間で情報や認識を共有することの重要性が、1月26、27日の2日間、滋賀県で開かれた日本病院薬剤師会近畿学術大会のシンポジウム「これまでのコミュニケーション、これからのコミュニケーション」で強調された。近畿大学病院安全管理部医療安全対策室の医師、辰巳陽一氏は、米国で開発された「」の手法に基づき、多職種間の共有認識を深める技術を学ぶ研修を、同院の全スタッフを対象に実施していることを紹介した。

医療事故は様々な要因が組み合わさって起こるが、辰巳氏は「どこかで誰かが何か言ってあげたら、また気づいていたのに無視しなければ起こり得なかった事故が多い」とし、医療事故や医療紛争の多くにコミュニケーションエラーが関係していると解説した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TimeLine:
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】来年から新薬承認年7回-部会開催後3週内メドに
  • 【薬卸連調査】中間年改定で業務負担増-医薬品卸に与える影響大
  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で