医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 医療技術高度化、医療費増の要因―田村厚労相「再生医療などへの対応が課題」

医療技術高度化、医療費増の要因―田村厚労相「再生医療などへの対応が課題」

読了時間:約 1分41秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年01月28日 AM10:15

田村憲久厚生労働相は24日、専門紙記者団との就任会見で、医療費の伸びの要因について言及。高齢化の進展より医療技術の進歩の方が影響が大きいとの認識を示し、「どう対応していくかが大きな課題になる」と述べ、iPS細胞を用いた再生医療などの画期的な医療技術を、どの範囲まで保険で見るべきかについて問題意識を示した。また、新薬創出・適応外薬解消等加算の本格導入・恒久化については、適応外薬の開発状況と長期収載品の薬価の状況を踏まえながら検討する考えを示した。医薬品・医療機器業界団体の代表者と関係府省が意見交換する官民対話は「継続したい」と述べた。

田村厚労相は、かつての自公政権下で年間2200億円の削減を行った社会保障費の自然増を容認する考えを示す一方で、医療の効率化、適正化に取り組む必要性を指摘。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】来年から新薬承認年7回-部会開催後3週内メドに
  • 【薬卸連調査】中間年改定で業務負担増-医薬品卸に与える影響大
  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で