医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > ノバルティス ファーマ 免疫抑制剤「ネオーラル」非感染性ぶどう膜炎の治療薬として効能追加を公知申請

ノバルティス ファーマ 免疫抑制剤「ネオーラル」非感染性ぶどう膜炎の治療薬として効能追加を公知申請

読了時間:約 46秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2012年11月13日 PM06:13

11月9日発表

ノバルティス ファーマ株式会社は、同日、免疫抑制剤「ネオーラル®。以下、ネオラール」10mgカプセル25mgカプセル50mgカプセル内用液10%(一般名:シクロスポリン)について、ベーチェット病以外の「非感染性ぶどう膜炎」の効能追加の公知申請を行った。

本年10月に開催された薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会にて、「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」での評価に基づき、「ネオーラル」のベーチェット病以外の非感染性ぶどう膜炎に対する効能追加について公知申請を行っても差し支えないと判断されていた。

「非感染性ぶどう膜炎」について

「非感染性ぶどう膜炎」は、副腎皮質ホルモン薬による治療が基本だが、ベーチェット病以外の「非感染性ぶどう膜炎」は、副腎皮質ホルモン薬に対する忍容性が低い場合や十分反応しない場合に次の治療選択肢がない。

また、眼内感染症が否定されるにもかかわらずぶどう膜に炎症が起こる病気で、発症には何らかの免疫異常が関連していると考えられている。

長く炎症が続くと、視力障害が残ったり、失明に至ることもある。

▼外部リンク

ノバルティス ファーマ株式会社プレスリリース
http://www.novartis.co.jp/news/2012/

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • ヒフデュラ、慢性炎症性脱髄性多発根神経炎で適応追加申請-アルジェニクス
  • アレセンサ、ALK陽性早期非小細胞肺がん初の術後補助療法でFDA承認-中外
  • 全身型重症筋無力症治療薬ヒフデュラ配合皮下注を発売-アルジェニクス
  • バビースモ、網膜色素線条P3試験で主要評価項目達成-中外
  • 婦人科疾患の診断や不妊治療に有用な免疫検査パネルを発売-シスメックスほか