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患者数が少ない希少疾病用医薬品発売

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2012年06月03日 PM07:00
嚢胞性線維症

嚢胞性線維症とは、消化器や呼吸器における塩化物イオンの分泌が遺伝的にうまくいかないために、生まれて間もなくからこれらの臓器の働きが悪くなる疾病で、欧米では出生児約2,500人当たり一人の割合で発症する高い遺伝性疾患である。しかし、日本人では約187万人に一人の割合で発症すると考えられる稀な疾患である。

プルモザイム発売

中外製薬は、嚢胞性線維症における肺機能の改善を効能・効果としてプルモザイム®吸入液2.5mgの承認を受け、6月初旬に発売する。

日本における患者数は、2009年に行われた全国調査では、年間15名程度、10年間で44名程度と報告されているほどの希少疾病であるが、中外製薬では、呼吸器症状のより適切なコントロールを可能にする新たな治療選択肢である本剤を提供することにより、治療に貢献する方針を発表している。

▼外部リンク

 ニュースリリース 2012年3月30日
http://www.chugai-pharm.co.jp/hc/ss/news/detail/20120330150000.html

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