米ニュージャージー州ジャージーシティ
(ビジネスワイヤ) — 世界的な女性ヘルスケア企業のオルガノン(NYSE:OGN)は本日、2021年に関する初の環境・社会・ガバナンス(ESG)報告書の発行を発表しました。ESG報告書では、ハー・プロミス(彼女の将来性)として知られるオルガノンのESGプラットフォームが紹介され、女性と少女がより良い健康を通じて自分たちの前途の可能性を最大限に発揮できるよう支援することに当社がどのように取り組んでいるかが詳述されています。ESG報告書の発行とハー・プロミスの立ち上げは、オルガノンの1周年と時期を同じくし、世界のすべての女性のためにより良く健康な毎日を作り出すという当社のビジョンを反映しています。
本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20220602005214/ja/
Organon Her Promise Mural found at Organon global headquarters in Jersey City, New Jersey. Created by local Japanese American artist Riiisa Boogie who crafts detailed imaginary through textile, nature, portraits, flowing abstractions and uniquely creative characters. (Photo: Organon)
この種で唯一の女性の健康に注力するグローバル企業として、オルガノンは、いくつかの女性の健康上の現在の課題と深刻化しつつある課題への対処に貢献する好位置にあります。たとえば、世界のすべての妊娠のほぼ半分(合計で約1億2100万件)が、意図しないものです。2019年の調査では、低中所得国の推定2億1800万人の女性と少女(15~49歳)が、現代的な避妊に対する満たされないニーズを抱えていることが示されました。ハー・プロミスを通じて、オルガノンは社内外で女性の健康を向上させ、ジェンダー平等を促進する健康ソリューションへのアクセスを導入および拡大することを目的として、集中的な投資を行い、戦略的パートナーシップを形成しています。
オルガノンのケビン・アリ最高経営責任者は、次のように述べています。「わずか1年で、オルガノンは女性の声を聴き、満たされていない高いニーズが存在する分野に投資をすることにより、健康におけるジェンダーに関連した格差に取り組む上で著しい進歩を遂げてきました。当社は設立以来、意図しない妊娠、不妊、分娩後出血、切迫早産、子宮内膜症、細菌性膣炎などの対処が必要な治療の不足に焦点を当てており、今後も引き続き革新をもたらし、アクセスを改善し、女性のために選択肢を拡大することに努めます。当社の初のESG報告書に記載された目標は、当社が現在の女性の健康環境を変革するために、今後いかに前進し、提携していくかについてのロードマップを作り出します。」
オルガノンはその1周年に際し、ハー・プロミスを実現するために以下の目標を設定しています。
- 世界の後発開発途上国69カ国で、低価格の避妊の選択肢へのアクセスを改善すること。オルガノン・ハー・プロミス・アクセス・イニシアチブを通じて、オルガノンは家族計画の情報、教育、低価格の避妊の選択肢へのアクセスを提供するために、世界的な組織と協力しています。オルガノンは、2030年までに、低中所得国の1億人の少女と女性に手頃な価格の避妊の選択肢へのアクセスを提供することを目標としています。
- 女性の健康における革新を再定義し、活用すること。オルガノンは、その前臨床および臨床開発活動の多くを、女性の満たされていない健康ニーズにささげています。オルガノンはすでに、分娩後出血や子宮内膜症、切迫早産など、満たされていない高いニーズのある分野での開発活動を開始しています。
- 女性の健康を改善し、女性の前途を守るサポートをする治療の選択肢へのアクセスを拡大すること。オルガノンは世界的な組織と協力し、先進国市場と開発途上国市場の両方で、女性の分娩後出血の治療の選択肢へのアクセスを拡大することを計画しています。当社はまた、不妊における満たされていない医療ニーズを減らすために、手頃な価格の不妊治療と教育へのアクセスに取り組むサポートもしようとしています。
- 2030年までに、オルガノンの世界的なすべてのレベルでのバランスの取れたジェンダー代表性と賃金の平等の達成を目指すこと。オルガノンは、卓越したスキルと専門知識を備えた熟達した人々で構成され、ジェンダーと人種の多様性も代表する取締役会と共に事業を開始することで、力強いスタートを切りました。現在、オルガノンの取締役会は、S&P 500で最も多様なヘルスケアの取締役会となっています。
- 温室効果ガス排出ネットゼロを達成するという野心と共に、低炭素経済への移行のサポートを目指すこと。当社はまた、ウォーター・スチュワードシップと循環経済の原則をビジネスモデルに統合することを目指しています。報告書には、これらの長期的な野心を実現するために私たちが今後とる具体的な短期および中期の行動が詳述されています。
- 事業全体で、最高水準の倫理および誠実さを維持すること。
さらに、ハー・プロミスを通じてジェンダー平等を推進する取組みの一環として、オルガノンは、ウーマン・デリバーのヤング・リーダーズ・プログラムやその他の擁護活動に資金を提供し、ウーマン・デリバー2023年会議(WD2023)を支援するために、140万米ドルを提供しました。この資金は、世界中の若いリーダーが、財源、指導、技術支援により、ジェンダー平等と健康に関する自分たちの主張の目標を達成する助けとなります。
取締役会長のキャリー・コックスは、次のように述べています。「取締役会は、オルガノンの事業目標の達成と社会的目標への貢献、そして当社のESG戦略を推進し続けることに注力しています。当社は、独立した会社として設立されてからわずか1年後に、包括的なESG報告書を発表し、女性と少女の健康向上の目的と目標を強調できる立場にあることをうれしく思います。」
ESG委員会と呼ばれる取締役会のガバナンス委員会は、5名のメンバーで構成されています。製薬業界のベテランであるロバート・エスナーが委員長を務め、全員が、さまざまな分野の多大な専門知識をもたらしています。
オルガノンのESG戦略、優先事項、イニシアチブの詳細については、https://www.organon.com/about-organon/environmental-social-governance/で2021年ESG報告書の全文をダウンロードしてください。
オルガノンについて
オルガノンは、女性の生涯にわたる健康の向上に重点的に取り組むグローバル・ヘルスケア企業です。オルガノンは、さまざまな治療領域で60種類以上の医薬品と製品を提供しています。女性の健康分野の製品群に加え、成長中のバイオシミラー事業と安定した既存医薬品のフランチャイズにより、オルガノンの製品は強力なキャッシュフローを生み出し、女性の健康におけるイノベーションと将来の成長機会への投資を支えています。また、オルガノンは急成長中の国際市場での規模とプレゼンスを活用して、製品の商業化を目指すバイオ医薬品イノベーターとの協業機会を追求しています。
オルガノンは、大規模で広い地理的範囲に及ぶ世界的拠点網を有し、ワールドクラスの商業能力を持っています。従業員数は約9300人に上り、ニュージャージー州ジャージーシティに本社を置いています。
詳細情報についてはhttp://www.organon.comをご覧ください。また、リンクトインやインスタグラムで当社をフォローしてください。
オルガノンの将来見通しに関する記述
本プレスリリースには、オルガノンの環境・社会・ガバナンス戦略および目標に関する経営陣の予測についての記述など(これらに限定されない)、オルガノンによるさまざまな記述が含まれます。これらの「将来見通しに関する記述」は、「期待する」、「意図する」、「予想する」、「計画する」、「信じる」、「求める」、「見積もる」、「予定する」といった言葉およびこれらに類似する意味を持つ言葉により特定できる場合があります。これらの記述は、当社の経営陣の現時点での見解および予想に基づくものであり、重大なリスクおよび不確実性を伴うことがあります。基礎となる仮定が不正確であることが判明した場合、またはリスクや不確実性が現実のものとなった場合、実際の業績は将来見通しに関する記述と大きく異なる可能性があります。オルガノンは、新たな情報、将来の事象、その他の事情にかかわらず、将来見通しに関する記述を公に更新する義務を負いません。将来見通しに関する記述とは大きく異なる結果を引き起こす可能性のあるその他の要因については、米国証券取引委員会(SEC)へのオルガノンの提出書類(フォーム10-Kによる2021年12月31日終了年度の当社の年次報告書およびその後のSECへの提出書類を含む)に記載されており、SECのインターネット・サイト(www.sec.gov)で入手可能です。
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