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クインタイルズが臨床試験のための患者組み入れ国をインドネシアに拡大

2012年10月30日 PM04:05
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Alan Ong, Vice President & General Manager, Southeast Asia, Quintiles (Photo: Business Wire)Alan Ong, Vice President & General Manager, Southeast Asia, Quintiles (Photo: Business Wire)

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シンガポール&インドネシア・ジャカルタ

(ビジネスワイヤ) — クインタイルズは本日、インドネシアが参加しての当社初のグローバル試験の開始を発表しました。本試験はプロディア・クリニカル・ラボラトリーとの独占的提携によって可能となったものです。提携により、臨床試験に参加するインドネシアの患者を対象に、高いクオリティーの検体検査を同国内で提供します。

Alan Ong, Vice President & General Manager, Southeast Asia, Quintiles (Photo: Business Wire)

Alan Ong, Vice President & General Manager, Southeast Asia, Quintiles (Photo: Business Wire)

2億4000万人超の人口を擁するインドネシアがグローバル試験に参加することは、これまで困難でした。理由は同国で回収された検体のすべてが、国内で検査を実施した後でなければ検体・データを国外に持ち出すことができないという規制があるからです。2つの出来事がこの状況に変化をもたらしました。プロディアがクインタイルズと試験検体検査のための独占的提携を確立したことと、研究所改善に専心する世界最先端の機関である米国病理学会(CAP)がプロディアに認定を与えたことです。

クインタイルズ東南アジアのバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーであるAlan Ongは、次のように述べています。「CAP認定を取得したプロディア の調和中央研究所を利用して、インドネシアで当社が初めて実施する試験の開始により、当社はインドネシアにおける臨床研究の新しい一章を開きました。 これでインドネシアは、世界各国で約1万4000人の患者を組み入れる予定の糖尿病臨床試験に参加する国となりました。これは対象となる患者集団において新薬がもたらす潜在的利益の証拠を得るという、クインタイルズの約束と取り組みを証明するものです。」

クインタイルズは2011年11月、関連会社のプロディア・ザ・CROを介して、ジャカルタを拠点とするプロディア・クリニカル・ラボラトリーと独占的な提携関係を確立したと発表しました。クインタイルズは提携契約に基づき、2年間にわたってプロディアの中央研究所を独占的に利用できることになります。最初の試験が開始されています。

プロディア・グループ統括責任者のEndang Hoyaranda氏は、次のように述べています。「プロディアがクインタイルズと提携し、インドネシアを臨床試験の地域拠点として確立できることを光栄に思います。プロディアは地域の市場リーダーとして、またインドネシアで唯一のCAP認定中央研究所として、インドネシアを臨床試験の卓越拠点として確立する上で重要な役割を果たしています。」

インドネシアの民族的に多様な大規模集団は、広範囲の感染性・非感染性疾患に直面しており、インドネシアは従来の治療薬よりも優れた新薬を必要とする患者に届けるための臨床試験を実施する上で、有望な場所となっています。クインタイルズは2006年に、インドネシア(ジャカルタ)事務所を初めて開設しました。

クインタイルズについて

クインタイルズはバイオ製薬サービスの世界一流企業です。当社は世界80カ国以上で働く2万7000人を超す専門家から成るネットワークにより、市場における販売成績トップ50の医薬品すべてに関して、その開発または商業化を支援してきました。当社は治療領域・科学研究・分析における豊富な経験により、バイオ製薬とヘルスサイエンス分野の顧客が、予測可能性の向上によって複雑性を増す情勢を切り抜け、結果を改善できるよう、支援しています。

プロディア・クリニカル・ラボラトリーについて

プロディア・クリニカル・ラボラトリーはアジア有数の規模の臨床ラボとして39年近くにわたってトップレベルの地位を保っており、広範囲のラボ試験サービスを提供しています。被験者検体の収集から最終的なデータ分析に至るまで、品質が最優先事項です。プロディアはインドネシアでISO 9001、ISO 15189の両規格を順守した初の臨床ラボで、最近では全米グリコヘモグロビン標準化プログラム(NGSP)からHbA1c標準化でレベル1の認定を受けており、直近では米国病理学会から認定を取得しました。「国家トップブランド」賞を3年連続で受賞し、インドネシア全土で110支店から成る支店網を有して、同国のあらゆる治験施設における患者検体の収集需要に応えています。当社は臨床試験分野で約15年間にわたり業務を行っており、後に関連会社としてCROを設立しました。プロディア・クリニカル・ラボラトリーとプロディア・ザ・CROの詳細情報についてはwww.prodiathecro.comおよびwww.prodia.co.idをご覧ください。

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写真とマルチメディア・ギャラリーはこちらをご覧ください: http://www.businesswire.com/cgi-bin/mmg.cgi?eid=50430627&lang=ja

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