医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】国産コロナワクチン承認-第一三共製、供給はせず

【厚労省】国産コロナワクチン承認-第一三共製、供給はせず

読了時間:約 48秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2023年08月07日 AM10:30

厚生労働省は2日、初の国産の新型コロナウイルス感染症ワクチンである第一三共の「」(開発番号「DS-5670」)を承認したと発表した。9月から予定されている追加接種にはXBB.1系統を含有する1価のワクチンを用いる方針が示されていることから、同社は今回承認されたワクチンは供給せず、XBB.1系統1価ワクチンの開発を急ぎ、早ければ年内の供給に向け取り組む。

また、厚労省はこの日、2社のワクチンの一変承認を行った。一つは、ファイザーの「コミナティRTU筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.1)」「コミナティRTU筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.4-5)」「コミナティ筋注5~11歳用(2価:起源株/オミクロン株BA.4-5)」の初回免疫追加。

もう一つは、モデルナ・ジャパンの「スパイクバックス筋注」の接種対象年齢を現在の12歳以上から6歳以上に引き下げた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【くすり未来塾】供給支える薬価制度提言-医療上重要薬に配慮を
  • 【規制改革実施計画】訪看STの薬剤配置検討-一般用検査薬転用も明記
  • 【臨床研究部会】治験方向性で取りまとめ-コスト透明化策など明記
  • 【日薬連薬価研】薬価改定の対象除外提案へ-26年度改革、新薬と基礎薬
  • 【政府】バイオ薬CDMO拠点化-新資本主義計画を改訂