医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【日医有識者会議】拙速な特例的承認に警鐘-新型コロナ薬で緊急提言

【日医有識者会議】拙速な特例的承認に警鐘-新型コロナ薬で緊急提言

読了時間:約 2分7秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年05月22日 AM10:30


「治験結果待つ必要」

日本医師会COVID-19有識者会議(座長:永井良三自治医科大学学長)は、新型コロナウイルス感染症治療薬の開発に関する緊急提言を声明として発表した。抗インフルエンザ薬「アビガン」など、既存薬が有効と煽動する風潮に懸念を表明。「有効性が科学的に証明されていない既存薬はあくまで候補薬に過ぎない」と断じ、「エビデンスが十分でない候補薬、特に既存薬については拙速に特例的な承認を行うことなく、科学的エビデンスが得られるまで臨床試験や適応外使用の枠組みで安全性に留意した投与を継続すべき」と拙速な承認に警鐘を鳴らした。

20日に都内で記者会見した笠貫宏副座長(早稲田大学特命教授)は、緊急提言を公表した理由について、「きちんとしたデータが示されない間に、治療薬への期待が大きすぎたり、期待を持てなくなることも良くない。透明性を持ち、有効性と安全性を理解した上で、未知の疾患と戦うべき」と述べた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】製販業者の要件厳格化へ-林経済課長「後発品共同開発を見直し」
  • 【日薬】薬剤師職能に期待と評価-山本会長、骨太方針の決定で声明
  • 政府、かかりつけ薬剤師普及追記-骨太方針を閣議決定
  • 低調なオンライン服薬指導-経験薬局、4割にとどまる
  • アステラス製薬、オンラインMRを開始-5製品対象に情報提供