医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【北海道薬学大会】かかりつけ薬剤師、「地域活動」判断で混乱-疑義解釈第3弾で明確化へ

【北海道薬学大会】かかりつけ薬剤師、「地域活動」判断で混乱-疑義解釈第3弾で明確化へ

読了時間:約 1分49秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年05月18日 AM10:30


■安部日薬常務が見通し

日本薬剤師会の安部好弘常務理事は15日、札幌市内で開かれた北海道薬学大会で講演し、かかりつけ薬剤師指導料(70点)、かかりつけ薬剤師包括管理料(270点)の施設基準の一つになっている「医療に係る地域活動の取り組みへの参画」について言及。地方厚生局によって判断にバラツキがあることから、「少し混乱している」との現状を示し、厚生労働省が近く発出する診療報酬改定疑義解釈第3弾で具体的にどのような取り組みが該当するか「明確化するだろう」との見通しを語った。

かかりつけ指導料を算定するための施設基準として、▽3年以上の薬局勤務経験▽週32時間以上勤務▽同じ薬局に6カ月以上在籍▽(CPC)が認証している研修認定取得――などが設定されているが、「地域活動の参画」をめぐっては、同じ活動内容でも、地方厚生局によって算定にバラツキが生じているとされている。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論