医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 総務省統計局、科学技術研究費2年ぶりに増加―医薬品は1兆4000億円超える

総務省統計局、科学技術研究費2年ぶりに増加―医薬品は1兆4000億円超える

読了時間:約 1分55秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年12月15日 AM10:00

総務省統計局は12日、「2014年科学技術研究調査」を公表した。13年度の企業や大学の科学技術研究費の総額は、前年度比4・7%増の18兆1336億円となり、2年ぶりに増加に転じた。総務省は増加の要因について、「円安なども影響したのでは」としている。産業別では、「医薬品産業」が1兆4371億円で、前年度から10・0%増加。自動車や航空機、船舶などを製造する「輸送用機械器具製造業」の2兆4972億円、パソコンや映像・音響機器などの「情報通信機械器具製造業」の1兆6708億円に次いで、3番目に企業の研究費が多い産業となった。

■総務省 13年度分を公表

国内総生産(GDP)に対する研究費の比率は、対前年度比0・10ポイント増の3・75%で、2年ぶりに増加した。米・英・独・仏・伊などの主要8カ国の中でも高い水準をキープしている。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論