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オムロン 病院事業の新ブランドを立ち上げ、生体情報モニタを発表

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2014年05月19日 PM03:30

新ブランド「ACCUMIL」の第1弾

ヘルスケア株式会社は5月8日、「 Accumil V7000シリーズ(以下、V7000)」を、同社の医療機器販売会社であるオムロン コーリン株式会社を通じて、7月1日から販売すると発表した。


(画像はニュースリリースより)

同社はV7000を同社の病院事業ブランド「ACCUMIL(アキュミル)」の第1弾製品として発売し、手術室や集中治療室から病棟や救急救命室まで、医療現場の様々なシーンに適した製品やサービスラインナップを拡充していく方針だ。

高い操作性と多様な測定への対応を実現

V7000は、17インチのカラー液晶ディスプレイに、波形や数値を見やすく表示し、数値を拡大して表示する「数値優先画面」や「ミニトレンド表示」など、使用シーンや状況に応じて画面表示を切り替えて使用することもできるという。

また、操作性に優れ、ジョグダイヤルやタッチパネルのほか、赤外線リモコンやマウス、キーボードなど、設置場所や使用状況に合わせた方法を選ぶことができるそうだ。

心電図や非観血血圧、観血血圧、動脈血酸素飽和度、体温といった基本指標を測定するモジュールに加え、使用用途に応じた追加モジュールを組み合わせて使用することができる。モニタ1台で多様な測定が可能になるため、重度の疾患や様々な症例への対応を実現したとしている。

モジュールモニタも9月発売予定

さらに同社は、9月10日には、重さ約1.0kgと軽量で持ち運びや設置が簡単に行える「生体情報モニタ Accumil V5000シリーズ(以下V5000)」を発売する。

V5000は「モジュールモニタ」としてV7000と組み合わせて、心電図や非観血血圧、観血血圧、動脈血酸素飽和度、体温の測定が可能。

手術室から集中治療室などにベッドを移動する際、V7000から取り外したV5000を搬送用モニタとして使用し、継続したモニタリングが可能になった。手術室や集中治療室、重症患者病棟、救急外来や一般病棟での使用、さらに院内搬送時の患者モニタリングなど、幅広いシーン対応するとしている。(浅見園子)

▼外部リンク

オムロン ニュースリリース
http://www.healthcare.omron.co.jp/corp/news/2014/

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