医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医療 > ニプロ アテローム切除型血管形成術用カテーテルの製造販売承認を取得

ニプロ アテローム切除型血管形成術用カテーテルの製造販売承認を取得

読了時間:約 47秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年05月08日 AM06:15

回転する小型カッターを内蔵

ニプロ株式会社は、アテローム切除型血管形成術用カテーテル「 DCA」について、3月26日付けで製造販売承認を取得したと発表した。


(この画像はイメージです)

ニプロ DCAは虚血性心疾患の狭窄、または閉塞した冠動脈に対して行われる、方向性冠動脈粥腫切除術(Directional Coronary Atherectomy:DCA)と呼ばれる治療法に用いられるカテーテル。回転する小型カッターを内蔵したカテーテルによりアテロームを切除し、体外に除去することにより狭窄病変部を開大するという。

2014年度後半の販売開始を目指す

今後は保険適用申請を進め、2014年度後半の販売開始を目指す。医師などの医療従事者に同カテーテルの知識や操作を習熟してもらうためのトレーニング期間も設ける予定。

プレスリリースでは

ニプロでは今後とも、患者さまのQOL 向上はもちろんのこと、より安全で、環境に配慮し、医療従事者の方々にも満足いただける製品の開発、提供に努めてまいります。 (ニプロ株式会社 プレスリリースより引用)

と述べられている。(小林 周)

▼外部リンク

ニプロ株式会社 プレスリリース
http://www.nipro.co.jp/ja/news/2014/document/

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医療

  • 健康格差に「低所得・飲酒・肥満」が関与、ビッグデータ解析で-東京医歯大ほか
  • 卵子・精子のエピゲノム修飾が正確に行われる仕組みの一端を解明-九大
  • トランスジェンダー男性に対するホルモン補充療法の効果を検証-岡山大
  • ウィリアムズ症候群合併の末梢性肺動脈狭窄症、増悪関連レアバリアント同定-北大ほか
  • OTULIN関連自己炎症症候群の常染色体顕性遺伝形式発症を確認、世界初-横浜市大ほか