医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 厚生労働省医薬食品局安全対策課、ヤーズにブルーレター―血栓症の国内死亡が3例

厚生労働省医薬食品局安全対策課、ヤーズにブルーレター―血栓症の国内死亡が3例

読了時間:約 1分32秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年01月20日 AM09:54

厚生労働省医薬食品局安全対策課は、バイエル薬品の月経困難治療薬「ヤーズ配合錠」について、今月7日までに因果関係が否定できない血栓症による3例目の死亡が報告されたとして、
製造販売業者に安全性速報()を配布すると共に、使用上の注意を改訂して「警告」を設定するよう17日付で指示した。

同剤は、経口黄体ホルモンのドロスピレノンと卵胞ホルモンのエチニルエストラジオールを配合した薬剤で、排卵を抑制すると共に子宮内膜の増殖やプロスタグランジンの産生量を抑制することにより、子宮収縮運動を抑制し、月経困難症の疼痛などを軽減する。2010年11月16日の販売開始から今月7日までの推定使用患者数は約18万7000人。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論