医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 行政・経営 > 東京都 小児がん診療病院を認定、ネットワーク化で診療体制を強化

東京都 小児がん診療病院を認定、ネットワーク化で診療体制を強化

読了時間:約 48秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年09月12日 PM07:13

都内12病院を認定

8月30日、東京都は「東京都小児がん診療病院」認定制度を開始することを発表した。小児がんに関して高度な治療を提供する体制が整っている医療機関を「東京都小児がん診療病院」と認定するもので、それぞれの専門性を活かしつつ「東京都小児がん診療連携ネットワーク」を構成するして、相互に連携する診療体制を整備するとしている。

(この画像はイメージです)

9月1日付けで認定された病院は以下の都内12病院。

東京慈恵会医科大学附属病院
順天堂大学医学部附属順天堂医院
東京医科歯科大学医学部附属病院
東京大学医学部附属病院
日本医科大学付属病院
聖路加国際病院
独立行政法人国立がん研究センター中央病院
東邦大学医療センター大森病院
慶應義塾大学病院
東京女子医科大学病院
日本大学医学部附属板橋病院
杏林大学医学部付属病院

小児がん対策の一環

今後は「東京都小児がん診療連携ネットワーク」を中心にした会議体が立ち上げられ、小児がんの診療連携体制や相談支援体制について検討・築が行われるという。

東京都は今年3月、東京都がん対策推進計画を策定し、その課題の1つとして小児がん対策を掲げている。(小林 周)

▼外部リンク

 報道発表資料
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/08/20

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 行政・経営

  • 【厚労省】来年から新薬承認年7回-部会開催後3週内メドに
  • 【薬卸連調査】中間年改定で業務負担増-医薬品卸に与える影響大
  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で