医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 行政・経営 > 厚労省 iPS細胞利用創薬研究支援事業の公募結果発表

厚労省 iPS細胞利用創薬研究支援事業の公募結果発表

読了時間:約 52秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2012年12月28日 AM09:13

17機関から応募あり

厚生労働省では、全国の病院や研究機関を対象に、「iPS細胞を利用した創薬研究支援事業」の公募を行っていたが、その結果について発表をした。

選定されたのは
・ 医薬基盤研究所
・ 大阪大学
・ 九州大学

・ 熊本大学




の9機関。

(この画像はイメージです)

iPS細胞研究促進と創薬環境整備

この事業では、iPS細胞の研究を促進するための機器などの研究体制作りや、さまざまな疾患に対する創薬のための開発環境の整備を推進していくために、1機関につき 2億5千万円以内の補助が行われる。

9機関では、今後、整備された体制で難病患者のiPS細胞を利用した創薬シーズの探索や、薬剤候補物質の安全性の評価系を確率していく。

なお、応募は17機関からあり、臨床研究や治験などの専門家により評価が行われ、厚生労働省が選定をした。

▼外部リンク


iPS細胞を利用した創薬研究支援事業の公募結果について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryou/dl/121220_01.pdf

厚生労働省 ヒト幹細胞を用いる臨床研究について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryou/iryousaisei.html

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 行政・経営

  • 【厚労省】来年から新薬承認年7回-部会開催後3週内メドに
  • 【薬卸連調査】中間年改定で業務負担増-医薬品卸に与える影響大
  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で