医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【薬食調査会】症状消失4週間で献血可-コロナ感染者の制限期間

【薬食調査会】症状消失4週間で献血可-コロナ感染者の制限期間

読了時間:約 1分30秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2021年07月30日 AM10:00

薬事・食品衛生審議会血液事業部会安全技術調査会は27日、新型コロナウイルスの罹患歴がある人の献血の採血制限期間として、症状消失後4週間とする案を了承した。現在は一律に制限しているが、後遺症の有無に関する問診の追加実施等を条件に緩和する。適用時期について、厚生労働省は「可能な限り速やかに行いたい」としている。

■後遺症有無の問診条件

新型コロナウイルス罹患歴がある人の採血については、安全性確保の観点から、2003年に重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行した際の厚労省通知に基づき、症状から完全に回復した場合でも採血を行わないこととしている。ただ、採血を実施する日本赤十字社は6月、海外では一律に採血を制限していないこと、献血を希望する人の不満などを考慮し、一律に制限しないよう見直すことを提案した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】来年から新薬承認年7回-部会開催後3週内メドに
  • 【薬卸連調査】中間年改定で業務負担増-医薬品卸に与える影響大
  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で