医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】後発品3社に業務改善命令-小林化工と共同開発問題視

【厚労省】後発品3社に業務改善命令-小林化工と共同開発問題視

読了時間:約 1分28秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2021年05月24日 AM10:45

厚生労働省は21日、小林化工による改ざん等が行われた資料をもとに共同開発品目の承認申請を行ったエルメッドなど後発品企業3社に対し、医薬品医療機器等法に基づく業務改善命令を出した。対象となった医薬品は計8品目。今後の開発品目については、法令を遵守した申請を行うことなど再発防止策を盛り込んだ改善計画を策定して提出するよう求めた。

行政処分の対象は、、Meiji Seika ファルマ、第一三共エスファの3社。小林化工が改ざん、虚偽記載した承認申請資料を用いて、同社と共同で医薬品開発していたことを問題視した。承認申請書に添付する安定性試験に関する資料で、試験実施時期の虚偽記載等が行われていた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論