医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【がんセンター】血液用いた遺伝子解析検証、臨床研究スタート

【がんセンター】血液用いた遺伝子解析検証、臨床研究スタート

読了時間:約 1分49秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2018年03月16日 AM10:15

国立がん研究センターは、消化器癌患者の血液を用いた遺伝子解析の有用性を検証する臨床研究を開始した。73種類の遺伝子変化を一度に測定できる高感度なアッセイを導入し、約2000人の患者を対象に遺伝子異常の有無を調べる。特定の遺伝子異常が発見された患者は、遺伝子異常に対応する新薬の臨床試験に参加できる可能性があるという。血液を用いた遺伝子解析の有用性を検証することで、将来的な個別化医療の実現を目指す。

臨床研究は、産学連携全国がんゲノムスクリーニング事業「SCRUM-Japan 」の研究として実施するもの。消化器癌では、様々な遺伝子異常の発見が治療薬開発につながってきた。実際、抗EGFR抗体の大腸癌治療薬「」「」は、RAS遺伝子に異常があると効果が期待できないため、投与前にRAS遺伝子検査が行われている。これら遺伝子異常を解析するためには、これまで侵襲の大きい腫瘍組織の生検を行う必要があり、患者に負担がかかるだけでなく、複数箇所や繰り返し生検をして遺伝子を解析することは難しかった。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】スイッチ化へ中間骨子案-販売体制や環境整備など
  • 【厚労省】デジタル化関連で新事業-電子処方箋システムに38億円
  • 【福岡県協議会】地域ケア病棟で処方適正化-薬剤師の薬学的介入が寄与
  • 【富士フイルム富山化学】アビガン、来月承認申請へ-新型コロナで主要項目達成
  • 【田村厚労相が会見】遠隔診療の恒久化を検討-中間年改定、骨太で判断